
こんにちは!保育歴15年の、元保育士りんです。
今回は、絵本「もこもこ」の魅力について紹介します。
保育園でも、子どもたちが夢中になって聞いてくれた絵本のひとつです。
2025年2月5日には『NHKあさイチ』でも紹介され、話題になりましたね✨
保育現場でも0歳の子供たちから大好きな絵本でした!
絵本の内容、魅力についてまとめましたので絵本選びの参考になれば嬉しいです。
📚『もこもこもこ』

作 | 谷川俊太郎 |
絵 | 元永定正 |
出版 | 文研出版 |
体裁 | B4変型判 ・29ページ |
発行年月 | 1977年 4月 |
受賞歴:全国学校図書館協議会選定図書
『もこもこもこ』ってどんな絵本?
『もこ もこもこ』は、シンプルな擬音語と抽象的な絵が特徴の絵本です。
「もこ」と盛り上がる形から始まり、「にょき」「ぱくっ」などのリズミカルな言葉とともに展開していきます。
文章はほぼ擬音語のみですが、ページをめくるたびに不思議な形と色鮮やかな世界に驚きや楽しさがあり、読むたびに新しい発見があるのが魅力です。

子どもたちは直感的に楽しんでくれ、大人も不思議な魅力に夢中になっていきます✨
『もこもこもこ』の魅力とは?
🌈 言葉のリズムが楽しい
擬音語がたくさん使われており、読み聞かせると自然とリズムが生まれます。
子どもたちはこの言葉の響きを楽しみながら、次の展開にワクワクすること間違いなし!
🌈 不思議な擬音と絵
「もこもこ」「にょきにょき」といった不思議な擬音と、抽象的な絵が子どもたちを引き込みます。
0歳の赤ちゃんもじっと見つめたり、声を出して笑ったりすることが多いです。
🌈 想像力を刺激する
具体的なストーリーがないため、子どもたちは自由に想像を膨らませることができます。
「これは何の形かな?」「どんな音がするのかな?」と、親子で会話しながら読むのも楽しいポイントです。
🌈 0歳から楽しめる
シンプルな絵と音の響きが心地よいため、0歳の赤ちゃんから楽しめます。
文字が読めなくても、視覚や聴覚を使って楽しめるので、最初の一冊にもおすすめです。
🌈 大人もハマる奥深さ
一見すると単純な絵本ですが、大人が読むとまた違った解釈や印象を受けることがあります。
アート作品としても評価されており、何度読んでも新鮮な気持ちになれるのが魅力です。
🌈 ロングセラーの安心感
1977年の発行以来、何世代にもわたって読み継がれてきた絵本。
長く愛されるには理由があり、どの時代の子どもたちも夢中になれる不思議な力があります。
「もこもこもこ」読み聞かせのコツ
絵本「もこもこ」の読み聞かせのコツはこちらです。
⭐子どもの反応を楽しむ
「次はどうなるかな?」と問いかけながら読むと、子どもたちはワクワクしながらページをめくる楽しさを味わえます。
もちろん、問いかけなくても大丈夫です。子どもの表情を楽しみながら読み聞かせをしてください♪
⭐何度も読んでみる
シンプルな絵本ほど、繰り返し読むことで新たな発見があります。
子ども自身が「読んで!」と持ってくることも多いので、何度でも一緒に楽しみましょう。
「文研出版HP」で、『もこ もこもこ』谷川俊太郎さん読み聞かせ動画が紹介されていました。↑↑
私も夢中になってみてしまいました✨
お家での読み聞かせの参考になるはずですので、是非見てみて下さい♪
「もこもこもこ」読み聞かせの子どもたちの反応
絵本「もこもこ」は、0才から楽しめる絵本ですが、もちろん3才以上の子供たちも大好きでした♪年齢別に紹介しますね。
未満児(0~2歳)の反応
大きな絵本と鮮やかな色に興味津々!セリフは少ないですが、擬音が面白く、保育士の言葉を真似して「ぷーーーー」「ぱちん!!」と口ずさむ姿が見られました。
また、ページをめくるたびに変化する形や色に目を輝かせていましたよ♪
以上児(3歳以上)の反応
ストーリーのない不思議な展開に「これなに?」「どうなるの?」と好奇心いっぱい。
読み終わった後には「先生、絵本かして!」と、年上の子が年下の子に読み聞かせをする姿も見られました。

『もこ もこもこ』は、子どもが自分から「読んで!読みたい!!」と持ってくるような、魅力あふれる絵本ですね♬
まとめ|0才から夢中になる♩

『もこ もこもこ』は、シンプルながらも奥深く、子どもから大人まで楽しめる素敵な絵本です。
言葉の響きや自由な想像力を楽しみながら、ぜひ親子で読んでみてください!
絵本選びの参考になりましたら、嬉しいです✨
