
こんにちは!
保育歴15年の元保育士、りんです。
今回は、保育士さんや保育実習生さんに向けて「ちょこっと隙間時間あそび」を紹介します。
隙間時間に楽しめる遊びといえば、手遊びが定番ですね。
今回は手遊びだけでなく、簡単な道具を使ったもの、使わないものでの「隙間時間あそび」を紹介します。
用意するもの、遊び方、アレンジなど子どもたちの反応も交えてお伝えしますね!
【簡単な道具を使う】
- どっちかな
- 真剣白刃取り
- 曲がる魔法の鉛筆
- なぞなぞクイズ
【用意するものなしで出来るもの】
- まねっこゲーム
- 〇×クイズ
保育の時間に、役立てば嬉しいです。
「どっちかな?」

「どっちかな?」用意するもの
- 掌にかくれるサイズの玩具(ブロック、小さい人形、おすすめは鈴)
- 自分の掌
「どっちかな?」遊び方
- 子どもたちに両手を開いて見せ、何も持っていないことを確認してもらいます。
- 片方の掌に小さなおもちゃを隠します。
- どちらの手に入っているかわからないように、シャッフルしながら歌います。
♪「どっちどっちどっち、どっちかな?」 - 両手をこぶしにして、子どもたちにどちらの拳におもちゃが入っているか当ててもらいます。
※鈴などの音のなるものを使うと、片手から「ちりりん♪」と音が鳴るので、小さい子から楽しめますよ。
「どっちかな?」~応用編~
大きいクラスの子どもたちと遊ぶ場合は、おもちゃを高く投げてキャッチし、どちらの手に隠すかを工夫します。
集中力と動体視力の勝負になりますね♪
また、子どもたちが先生役になり、順番にゲームを進めるのも楽しいですよ。
「真剣白刃取り(しんけんしらはどり)ゲーム」

「真剣白刃取り」用意するもの
- 鉛筆、ストローなどの細長いもの
- 子どもが片手でキャッチできるもの
「真剣白刃取り」遊び方
- 子どもと先生が向かい合います。
- 子どもは手を開き(パーの形)、先生は子どもの手の上あたりに鉛筆を持ちます。
- 「せーの」の合図で先生が鉛筆を離し、子どもがキャッチします。
- 片手でタイミングを見計らってキャッチするので、意外と難しい!
ひとりずつ順番にチャレンジすると、見ている子どもたちも応援してくれますよ✨

「がんばれーーー!」「よくみてーーーー!!」
「真剣白刃取り」~応用編~
ゲームに慣れてきたら、「せーの」の合図をなくしてみましょう。

「先生は、いつ離すかわからないよ。よーく見ててね!」
と声をかけると、応援している子どもたちも集中して静まりかえります。
また、鉛筆に慣れてきたら、違う道具でチャレンジしてみても楽しいですよ♪
「魔法のまがる鉛筆」

「魔法のまがる鉛筆」用意するもの
・鉛筆
「魔法のまがる鉛筆」遊び方
小学校時代に一度はやったことがある、まがる鉛筆のマジック。
- 鉛筆の端、1/4ほどの位置を優しくつかみ、ゆっくり揺らします。
- 目の錯覚で、鉛筆が曲がって見えます✨
子どもたちは「えーーー!!!」と驚いて大喜び!!
「本当かな?」と疑いながら見る子も…(年長さんも嬉しい反応をしていました!)
魔法のように見せるコツは、まがらない鉛筆も見せること。
(力を入れて速く動かすと、まがらずに普通の鉛筆に見えます)

「うまくいかないな~、みんなの力を貸してほしいな!」

「せーの!!」 「がんばれーーー!」
声をかけると、子どもたちはノリノリで協力してくれます♪
「魔法のまがる鉛筆」~応用編~
- ヒントを与えずに、子どもにやってもらう。
- 持ち方を教えてみる。
- 力加減を調整してもらう。
このような順で、子どもたちも「魔法のまがる鉛筆」に挑戦してみてください。
これは、お家でもやって見せる子が多く、保護者の方からも楽しそうな報告がありました。

「家で何度もやってました~笑」
親御さんも子どもの頃に経験があるので、「やってみせて!」と親子のコミュニケーションにもなったようです♪

私のパパもママも出来たんだよーーーすごいの!!
「なぞなぞクイズ」

「なぞなぞクイズ」用意するもの
・なぞなぞの本(得意な人は、自分で考えてもOK)
※遊び方は、みなさんご存じの通りなので省略しますね。
「なぞなぞ」は、3歳以上の子供たち、特に年中以上の子供たちが夢中になって楽しんでくれました!
隙間時間で遊ぶはずが、あっという間に時間がたってしまいます。

なぞなぞの本は一冊もっていると、保育のどの場面でも役に立ちます✨
「なぞなぞクイズ」~応用編~
先生が問題を出すだけでなく、子供たちにも問題を出してもらいましょう!
クラスの中には、積極的に発言できる子がいるはずです✨
子供の柔軟な「なぞなぞクイズ」は楽しいですよ♪
「まねっこゲーム」

この遊びは、用意するものなしで出来る遊びです!
「まねっこゲーム」遊び方
- 先生が歌いながら、体を動かす。「こんなこと、こんなこと出来ますか?」
- 子供たちが、先生の真似をして「こんなこと、こんなこと出来ますよ!」
とても解りやすい動画がありましたので、参考にしてください↑
最初は、みんなが真似できるような動きにします。(グー、パー、頭、肩、膝など)
徐々に、左右違う動きにしていくと面白いですよ!一緒に楽しむ子供が「出来そうで、出来ない」当たりのポーズをとるのがポイントです✨

この遊びですと、物を使わないので「お散歩前」「遠足の集合時間」など、外での時間も隙間時間に楽しむことが出来ますよ♪
「〇×ゲーム」

このゲームも用意するものは何もなしで出来る遊びです!
「〇×ゲーム」遊び方
- 先生が問題を出します。(今日の給食は、ごはん!〇?×?どっちでしょうか?!)
- 子供たちが答えます。腕で大きく〇、×をだす。
または、窓側に〇、廊下側に×で移動し、体を動かすのもOK!
用意するものもいらなくて、問題もその場で考え行う事が出来るので、隙間時間あそびにぴったりです!
「〇×ゲーム」~応用編~
問題をだすのを、子供が行っても楽しかったです!

今日、私が朝ごはんに食べてきたのは、おにぎりでしょうか?〇?×?
子供たちが出す問題って、面白く可愛らしいです♪
子供たちが問題を出しやすいように、先生も簡単・単純そうな問題をだすこともポイントです!
反対に、子供が少し考えるような問題も喜びます。

2才クラスのお友達は、18人でしょうか?〇?×?
意外と他のクラスの子どもの人数って解らないんです。
もし、タイミングがよければ、そのクラスに訪問して、子供がそのクラスの先生に「子供の人数って何人ですか?」と確認に行くことも楽しかったです✨
まとめ
今回は、隙間時間に5~10分ほど楽しめる遊びを紹介しました。
どれも準備が簡単で、すぐにできるものばかりです。
ぜひ、明日の保育時間にさっそく試してみてください♪

保育現場で働くみなさんを応援しています!

