
こんにちは!元保育士のりんです☺
保育現場で読み聞かせをした時に、楽しかった絵本を紹介します。
今回は、絵本『おばけのてんぷら』について紹介します。
『おばけのてんぷら』は、せなけいこさんの代表作のひとつです。
2011年の「ようちえん絵本大賞」では11~20位に選ばれた作品でもあります☺
せなけいこさんといえば、貼り絵の技法を用いた独特の温かみのあるイラストと、ちょっぴりユーモラスで可愛らしい世界が魅力的ですよね。私も大好きな絵本のひとつです♬
保育現場で、子どもたちと読んだ時のエピソードも合わせて紹介します。
「おばけのてんぷら」

おばけのてんぷら (絵本のひろば 29) [ せな けいこ ] (ポプラ社)
あらすじ
うさこが山へ草をつみにいったとき、こねこ君からおべんとうの天ぷらをわけてもらいました。
うさこは自分でもてんぷらを作ってみることに✨
「てんぷらって、だーいすき!」うさこの作るてんぷらの香りに誘わてきた山のおばけがやってきて…
さて、てんぷらを作るうさこと、おばけはどうなってのでしょうか?
せなけいこさんの世界観
せなけいこさんの絵本は、どこか懐かしく、そして少し不思議な魅力に満ちています。
『おばけのてんぷら』も、そんな世界観がしっかりと詰まった作品です。
特に印象的なのは、貼り絵の技法を使ったイラスト。
和紙や布の質感が活かされ、絵本のページをめくるたびに温かみを感じられます。
また、おばけのキャラクターは、怖いというよりも愛らしいデザインで、小さな子どもたちも親しみやすい雰囲気ですよ♪
みどころ

子どもの反応

この絵本を読むと、子どもたちは
「お家かえったら、てんぷら食べたーい♬」
「うさこみたいに、帰りにママと買い物しよう~」
「うちの天ぷらとちがうね」
「丸亀で食べたよー!」
など、子どもたちの“てんぷらトーク”が止まらなかったです♪
おわりに
『おばけのてんぷら』は、食べ物への興味やおいしさを伝えながら、子どもたちが「おばけ」という存在に親しみを持てるようになる楽しい一冊です。
ちょっぴり不思議でクスッと笑える展開、そして温かみのあるイラストが魅力的です。

幼児への読み聞かせにもぴったりなので、
ぜひ親子で楽しんでみてくださいね!
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くいしんぼうさぎ (せなけいこのえ・ほ・ん 2) [ せな けいこ ]
- 作絵:せなけいこ (ポプラ社)
\子どもたちの大好きな玩具が沢山です/
