
こんにちは!保育歴15年の元保育士りんです。
「電車!バス!」「ブーブー!」と毎日のように口にする、子ども達は乗り物が大好きな子多いですよね✨
この記事では、保育の現場でたくさんの子どもと絵本を読んできた元保育士の視点から、おすすめの【のりもの絵本14冊】をご紹介します🚗✨
読み聞かせをした時の、子ども達の反応も交えて紹介しますね。
- がたん ごとん がたん ごとん
- ぶーぶーじどうしゃ
- のせてのせて
- のりものいろいろかくれんぼ
- ずかん・じどうしゃ
- バスがきました
- しゅっぱつしんこう!
- でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
- しょうぼうじどうしゃ じぷた
- あかくんまちをはしる
- しんかんせんでビューン
- もぐらばす
- よるのきかんしゃ ゆめのきかんしゃ
- ちっちゃなトラックレッドくんとブラックくん
年齢別にも分けて紹介しますので、絵本選びの参考にしてください📚
お気に入りの1冊が見つかりますように♪
🚛 のりもの絵本が子どもに人気の理由とは?

ごっこ遊びや想像力がふくらむ
のりものは、「運転手さんごっこ」「出発進行!」などの遊びに発展しやすいテーマ。
絵本をきっかけに、子どもたちの世界がぐーんと広がります。
身近で親しみやすい存在
バスや電車、救急車など、日常で目にすることも多いのりもの。
「これ見たことある!」と共感できるのも、絵本が好きになるポイントです。
🚗年齢別・のりものが好きな子にぴったりの絵本紹介
年齢ごとの、おすすめ「のりもの絵本14選」を紹介します。

対象年齢は目安です。子どもの興味に合わせて選んでくださいね。
【0歳〜】はじめてののりもの絵本にぴったり
① がたん ごとん がたん ごとん📚

作 | 安西 水丸 |
出版社 | 福音館書店 |
初版年月日 | 1987年06月30日 |
読んであげるなら | 0才から |
「がたん ごとん がたん ごとん」あらすじ
まっくろな汽車が「がたん ごとん」と走ってくるよ。
駅に着くたび、「のせてくださーい」と哺乳びんやスプーン、りんごやねこたちが次々と乗りこんできます。
みんなをのせて、汽車はリズムよく進み、最後に着いた場所は…?
くり返しの言葉と音が楽しい、赤ちゃんにぴったりの絵本です。

繰り返しを、じっとみて楽しんでいる子、「のーせーてー」と一緒にお話ししてくれる子、みんな夢中になってくれていました♪
② ぶーぶーじどうしゃ📚

作 | 山本忠敬 |
出版社 | 福音館書店 |
初版年月日 | 1998年04月15日 |
読んであげるなら | 0才から |
「ぶーぶーじどうしゃ」内容
子どもたちが大好きな自動車がたくさん登場!
園に行くマイクロバス、街を守るパトカー、救急車や消防車、荷物を運ぶ宅急便など、それぞれの車が細かく描かれています。

図鑑のような、詳細なイラスト、身近な乗り物がたくさん出てくるので、じっくり見てくれる子が多かったです!
③ のせてのせて📚

文 | 松谷みよ子 |
絵 | 東光寺啓 |
出版社 | 童心社 |
初版年月日 | 1969年7月5日 |
読んであげるなら | 0.1才~ |
※SLA選定|140万部をこえるロングセラーあかちゃん絵本
「のせてのせて」あらすじ
まこちゃんのじどうしゃが「ブブー」と走り出します。
「ストップ!」「のせて のせて」――ウサギやクマ、ネズミの家族など、たくさんのおともだちがつぎつぎに乗っていきます。にぎやかになったじどうしゃは、トンネルへ。
まっくらな中を進んだ先には…?
くり返しの言葉とドキドキの展開が楽しい、乗りもの好きな赤ちゃんにぴったりの絵本です。

「のせてのせて」の繰り返し言葉が、心地よい作品でみんな大好きな絵本でした🌸
【1〜3歳】擬音やしかけが楽しい、のりもの絵本
④ のりものいろいろかくれんぼ📚

作・絵 | いしかわこうじ |
出版社 | ポプラ社 |
初版年月日 | 2006年5月 |
読んであげるなら | 0歳 1歳 2歳 |
シリーズ累計300万部を突破! 長年支持される赤ちゃん絵本の定番
「のりものいろいろかくれんぼ」内容
いろんな形にくりぬかれたページのしかけで、かくれていたのりものが次々あらわれます。
色や形を楽しみながら、親子でいっしょに「かくれんぼ」気分が味わえる赤ちゃん絵本。英語つきなのも嬉しいポイント♪
視覚と好奇心を刺激する、大人気の知育絵本シリーズ。

「何の形だろう?」と気づく子、絵本のカラフルなイラストに夢中になる子、それぞれの楽しみ方が出来る、知育絵本でした✨
⑤ ずかん・じどうしゃ📚

作・絵 | 山本忠敬 |
出版社 | 福音館書店 |
初版年月日 | 1981年10月20日 |
読んであげるなら | 2才から |
「ずかん・じどうしゃ」内容
はーどとっぷにスポーツカー、ゆうびんしゃにパネルバン――いろんなタイプのかっこいい車が大集合!
自動車を種類ごとに、ていねいでリアルな絵で紹介した本格的な図鑑絵本です。
山本忠敬さんが、ひとつひとつ心をこめて描いた、美しい乗りものたちをたっぷり楽しめます。

読み聞かせはもちろんですが、ひとりでじっくりとイラストに夢中になりたくなる作品でした✨
小さい子も、じーーーっくり見てくれましたよ。
【2〜4歳】ストーリーを楽しむ“のりもの絵本”デビュー期
⑥ バスがきました📚

作・絵 | 三浦太郎 |
出版社 | 童心社 |
初版年月日 | 2007年10月20日 |
読んであげるなら | 2才~ |
「バスがきました」あらすじ
しっぽのあるバス停にやってきたのは……チューチュー、ねずみさんのバス!
お耳のあるバス停には? たてがみのあるバス停には?
赤ちゃんが大好きな「のりもの」と「どうぶつ」が大集合♪
最後にはお父さんが運転したバスもやってきましたよ~

「次はどんなバスがくるんだろう?」と、いろいろな動物バスが楽しい絵本。
イラストもカラフルなので、小さい子も夢中になりますよ✨
⑦ しゅっぱつしんこう!📚

作・絵 | 山本忠敬 |
出版社 | 福音館書店 |
初版年月日 | 1984年11月22日 |
読んであげるなら | 2才から |
「しゅっぱつしんこう!」内容
「しゅっぱつ しんこう!」の合言葉で、大きな駅から特急列車に乗って出発!
急行に乗りかえ、さらに普通列車へ――目指すのは、おじいさんと友だちが待っている小さな駅。
駅やホームの人たち、電車の走る町の景色、山あいをぬける気持ちよさまで、まるでいっしょに旅している気分になれる一冊です。
電車でのお出かけ前にぴったり♪

電車に乗って感じる「景色の変化」に、どの子も夢中になって楽しそうに見てくれていました。電車でお出かけしたことのあるこは、自分の体験をお話してくれましたよ✨
運転席からの視点で電車の旅が楽しめる、臨場感たっぷりの絵本です📚
【3〜6歳】リアルさやストーリー性で、のりものの世界にどっぷり!
⑧ でんしゃでいこう でんしゃでかえろう📚

作・絵 | 間瀬なおかた |
出版社 | ひさかたチャイルド |
読んであげるなら | 2.3才から |
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 日本図書館協会選定図書
「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」内容
ドデン…ドドン…と音をたてて、電車が山の村を通っていきます。
穴あきのトンネルページ(仕掛け)をくぐると、ぱっと景色が変わってびっくり!
前からも後ろからも楽しめる、わくわくがつまった乗りものしかけ絵本です♪

前から読むと「でんしゃでいこう」後ろから読むと「でんしゃでかえろう」になっています!全く違和感なく、どちらから読んでも楽しい絵本です✨
行きと帰り、景色が違うしかけが魅力!
電車好きにはたまらない、細部まで描かれた情景が楽しめます。

どうして「どちらから読んでも楽しいんだろう…」と、不思議な魅力に、大人の私も一緒に何度も読んでいました!
⑨ しょうぼうじどうしゃ じぷた📚

作 | 渡辺茂男 |
絵 | 山本忠敬 |
出版社 | 福音館書店 |
初版年月日 | 1966年06月10日 |
読んであげるなら | 4才から |
- 【1年生・教育出版】 国語教科書採用R6
- 【1年生・東京書籍】 国語教科書採用R6
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」あらすじ
はしご車ののっぽくんや高圧車のぱんぷくん、救急車のいちもくさんは、みんな立派なお仕事をする大きな消防車。
そんな中、小さなじぷたは「ちびっこ」って言われてちょっぴりさみしい気持ち。
でもある日、山の中で火事が発生!道がせまくて大きな車は入れません。
そこで出動したのは、なんとじぷた――!
小さいけれど力強く働くじぷたの、かっこいい活躍に心があたたかくなる一冊です。

小さくても、頑張る・活躍するジプタに見入っていた子ども達。
お散歩に行くと、大きな消防車以外にも、ジプタを見つけると喜んでいましたよ✨
⑩ あかくんまちをはしる📚

作・絵 | あんどう としひこ |
出版社 | 福音館書店 |
初版年月日 | 2009年02月10日 |
読んであげるなら | 3才から |
「あかくんまちをはしる」あらすじ
ちいさな車の“あかくん”が、なかよしの“あおくん”と街へおでかけ。
道の途中では、バスやゴミ収集車、パトカーに消防車など、いろんな働く車たちと出会います。
絵本の中には、おしゃれな背景にかくれた小さなストーリーも。登場人物を追いかけていくと、まるで絵の中でもうひとつの物語が始まります♪
車好きの子も、大人も楽しめる、見どころいっぱいの一冊です。

「あかくん」視点はもちろん面白いですが、絵本のどこを見ても楽しい物語✨友だち2~3人でじっくり読み、大笑いし楽む子もいました🚗
⑪ しんかんせんでビューン📚

作 | 視覚デザイン研究所 |
絵 | くにすえたくし |
編集 | 早坂優子 |
出版社 | 視覚デザイン研究所 |
ページ数 | 25ページ |
「しんかんせん で ビューン」内容
「おじいちゃん、おばあちゃん、また来るね」けんたは秋田から、ひとりで新幹線を乗り継ぎ、お母さんと妹が待つ熊本をめざします。
初めてのひとり旅にドキドキ。
でも、全国のいろんな新幹線に出会えてワクワクもいっぱい!
広がるページで新幹線の迫力をたっぷり感じられる、のりもの好きにぴったりの絵本です。

長期休みで、新幹線に乗る機会があった子たちが特に楽しんでいました!
新幹線の連結ページはワクワクしますよね✨
⑫ もぐらばす📚

作 | 佐藤雅彦 うちのますみ |
出版社 | 偕成社 |
初版年月日 | 2010年4月 |
読んであげるなら | 3才から |
- 日本図書館協会選定図書(2010)
- 全国学校図書館協議会・選定図書(2011)
「もぐらばす」あらすじ
「ものおきのした1ちょうめ」や「だれかんちのにわ3ちょうめ」なんて、不思議な名前のバス停があるのは、地面の下!
ちいさな“もぐらバス”が、地下の住人たちをのせてトコトコ走ります。
にぎやかでちょっぴり不思議な、地面の下の毎日。今日はどこへ行くのかな?
地上とはちがう、かわいらしい地下の世界を旅する、心がほっこりする絵本です♪

「たけのこがあるので止まります」のとことが、“地下”という感じで楽しいですよね~🚌楽しい物語に子ども達も、夢中でした!
⑬ よるのきかんしゃ ゆめのきかんしゃ📚

文 | シェリー・ダスキー・リンカー |
絵 | トム・リヒテンヘル |
訳 | 福本友美子 |
出版社 | ひさかたチャイルド |
読んであげるなら | 3.4才から |
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 日本図書館協会選定図書
- 日本子どもの本研究会選定図書
「よるのきかんしゃ ゆめのきかんしゃ」あらすじ
夜のしずかな駅に、がたんごとんと蒸気機関車がやってきました。
運転手や乗務員は動物たち。夜の列車も大忙しです🌙
冷蔵車にはアイスクリーム、タンク車には絵の具、ほかにも自転車やおもちゃまで、いろいろな荷物を運びます…!!
すべてを積み終えると、おしごとはおしまい。動物たちは貨車の中で目を閉じて、ゆっくりおやすみ……。夢の世界へ出発進行♪
やさしいリズムとあたたかい絵で、子どもの心をほっとさせてくれる、“のりもの好き”にも“ねんね前”にもぴったりの一冊です。

保育園でも、お昼寝前に読み楽しんでいました🌙
⑭ちっちゃなトラックレッドくんとブラックくん📚

作・絵 | みやにしたつや |
出版社 | ひさかたチャイルド |
初版年月日 | |
読んであげるなら | 4.5才から |
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 日本子どもの本研究会選定図書
「ちっちゃなトラックレッドくんとブラックくん」あらすじ
ちっちゃなトラックのレッドくんは、ちょっと乱暴でひねくれ者のブラックくんといっしょに荷物を運ぶことに。
スピードを出しすぎてパトカーに叱られたり、「ゆっくり行こうよ」と声をかけても素直になれなかったり…ちょっと心配なスタートです。
そんなふたりが山火事に出会ったとき、ブラックくんが突然どこかへ走り出します。
でもそれは、消防車を呼びに行くためだったのです。
ぶっきらぼうだけどやさしいブラックくんと、まっすぐなレッドくんの心あたたまるお話です。

少し長めのお話でも、物語が面白いのであっという間に読み終えてしまいます✨子ども達も、静かに夢中になって聞いてくれるお話でした!
絵本の選び方と読み聞かせのコツ

- 年齢にあったページ数や言葉選びが大切
- 「好き!」に寄り添うことで集中力もアップ
- 声の強弱や擬音を意識して読むと楽しさ倍増!
どの絵本にも「対象年齢」がついています。
しかし、子どもによって興味関心、成長速度も違いますので、お子さんが楽しめるものを選んでくださいね!
まとめ:のりもの絵本で「好き」がもっと広がる!
「のりものが好き」という気持ちは、子どもにとって大切な“入り口”。
興味を引き出す絵本は、言葉・感性・集中力を育てる大きなきっかけになります。
どれを選んでも、親子の楽しい時間になること間違いなしです♪
絵本選びの参考になれたら嬉しいです🚗✨
