
こんにちは!保育歴15年の元保育士りんです。
今回は、「夏に読みたいおすすめの絵本23選」を紹介。
保育園で実際に子どもたちと楽しんできた絵本や、笑顔があふれた場面も思い出しながら、子どもたちの反応とともにお伝えします。
「おうち時間に何を読もう?」と迷ったときのヒントになれたら嬉しいです♩
暑い季節だからこそ楽しめる、ワクワクする絵本を一緒に見つけていきましょう🌻
🌱夏の自然や野菜を楽しむ絵本
夏に旬を迎える野菜や植物が登場する絵本を紹介します♬
📚①ひまわり

作 | 和歌山 静子 |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 24ページ |
初版年月日 | 2006年06月15日 |
対象年齢 | 2才から |
あらすじ
小さなひまわりの種が土に落ちたところから、物語がはじまります。
太陽の光を浴びてぐんぐん成長し、雨や風の中でもまっすぐ伸びて…
やがて大きな花を咲かせます。
おすすめポイント

シンプルな言葉「どんどこどんどこ…」が面白く、小さい子も楽しんで聞いてくれるお話でした🌻
📚②ひまわり

作・絵 | 荒井真紀 |
出版社 | 金の星社 |
ページ数 | 32ページ |
初版年月日 | 2013年6月 |
あらすじ
ヒマワリの一生を、美しい細密画でていねいに描いた絵本。
種まきから花が咲き、また種ができるまでの姿に、思わず見入ってしまいます。
観察のヒントもいっぱいで、小学生の生活科にもぴったり!
おすすめポイント

「4~6月に種を植えてみましょう」という絵本の入りに、一緒に育て観察しながら絵本を読みたくなりますよ🌻保育園でも、花や野菜を育てていたので、ぴったりだな~と思いました📚
📚③まっかっかトマト

作 | いわさゆうこ |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 24項 |
初版年月日 | 2015年6月20日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
はっぱ色の実が、だんだん赤くなって…まっかなトマトがせいぞろい!
中をのぞくと、おへそやタネがいっぱい。
「ぐい ぐい ぐい!」楽しい音と一緒に、トマトのひみつをのぞいて楽しんでほしい一冊です。
おすすめポイント

「4月ごろから苗を植えてみよう!」を育て方も載っています。
保育園でも、花壇(畑)でトマト栽培して楽しんできました🍅
お家でも、トマトを育ててみたくなりますね♬
📚④つやっつや なす

作 | いわさゆうこ |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 24項 |
初版年月日 | 2012年7月20日 |
対象年齢 | 3才~ |
あらすじ
ぼっこん ぼっこん ぶらりんこ!つやつやのなすたちが、いろんな形や色で大集合♪
実はトマトやししとうも“なすのしんせき”なのかな?
楽しい音とともに、野菜の元気が伝わってくる一冊です。
おすすめポイント

写真のような丁寧なイラストに、つやっつやナスにビックリです!
ナスが食べたくなっちゃいます🍆✨
📚⑤とうもろこしくんがね

作・絵 | とよたかずひこ |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 24項 |
初版年月日 | 2015年5月20日 |
対象年齢 | 2才から |
あらすじ
うんしょ、うんしょ…ころんでも、ころがっても、いそいでる!
最後は「すっぽんぽ〜ん!」さて、どこへ行ったの?
おすすめポイント

決め台詞の「しんぱいごむよう!」が私も大好きな言葉です♬
📚⑥すいかのたね(ばばばあちゃん)

作 | さとうわきこ |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 28ページ |
初版年月日 | 1987年09月15日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
ばばばあちゃんが庭にまいたすいかのたね。
ねこやいぬ、うさぎ、きつねも掘り出しては埋め戻し…たねは「いいかげんにしろ!」と怒っちゃう!でも、ばばばあちゃんの「大きくおなり!」で、すいかは元気にぐんぐん成長します♪
おすすめポイント

ばばばあちゃんシリーズは、ユニークなお話に笑顔をもらいますね♬
「すいか」がテーマなので夏にぴったりです🍉
📚⑦わたしがおひさまだったら

作・絵 | 片山 健 |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 32ページ |
初版年月日 | 2004年11月01日 |
対象年齢 | 5・6才から |
あらすじ
もし自分が“おひさま”だったら…?子どもの想像が広がる優しいお話
「おはよう」「こんにちは」「またあそぼうね」──一日を通して描かれる太陽のやさしいまなざし力強くあたたかな油絵も魅力な作品です。
おすすめポイント

「わたしがおひさまだったら」を読んだ後には、何だか心が温かくなりました。
是非、温かい日差しを感じながら楽しんで欲しいです🌞
🌊海・川・水遊びがテーマの絵本
暑い夏にぴったり!かいすいよくや探検など、水にまつわる楽しいお話を紹介します📚
📚⑧こぐまちゃんのみずあそび

作 | わかやまけん |
出版社 | こぐま社 |
ページ数 | 22ページ |
初版年月日 | 1971年発行 |
対象年齢 | 0才から |
あらすじ
こぐまちゃんがお庭で水遊び。お花や金魚、アリにも水をかけて楽しんでいると、しろくまちゃんがやってきて、水のかけ合いや葉っぱのボートで大はしゃぎ。
たっぷり遊んだあとは、お風呂でシャワーの音に包まれながら一日が終わります。
おすすめポイント

保育園でも、水遊びの前後やお昼寝前に読んで楽しんでいました♬
子どもたちも大好きな絵本です📚
📚⑨ねずみのかいすいよく

作 | 山下明生 |
絵 | いわむらかずお |
出版社 | ひさかたチャイルド |
ページ数 | 38項 |
初版年月日 | 1983年1月 |
対象年齢 | 4、5才から |
あらすじ
ねずみの家族が海へおでかけ。お昼寝中に潮が満ち、お父さんねずみが沖に取り残されてしまいます。
七つ子たちは力を合わせて、お父さんを助けに大活躍!
おすすめポイント

海の楽しさ、ワクワク感はもちろんですが、「海で気を付ける事」も学ぶことが出来るようでした。お父さんが流されているシーンでは、子ども達も真剣に聞いていましたよ🌊
📚⑩うみの100かいだていえ

作 | いわいとしお |
出版社 | 偕成社 |
ページ数 | 32ページ |
初版年月日 | 2014年6月 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
物語は、女の子の大切なお人形「テンちゃん」が海に落ちてしまうところから始まります。テンちゃんは海の中の不思議な「100階建ての家」で、海の生き物たちと出会いながら、落とした持ち物を探します。
100かいまで下りていくと…!!?
おすすめポイント

ページをめくるたびに、変わっていくお部屋の生き物に子どもたちはワクワクよろこんでいました!絵本を真似して、海の生き物の絵を描く子も多かったですよ🐡
📚⑪わにわにのおでかけ

文 | 小風 さち |
絵 | 山口マオ |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 24ページ |
初版年月日 | 2007年09月20日 |
対象年齢 | 2才から |
あらすじ
暑い夜、ワニのわにわにはなかなか眠れません。外からたくさんの足音が聞こえてきて、気になったわにわには外へ!!足音のあとをたどると、にぎやかな縁日にたどり着きました。綿あめやお面、金魚すくいの屋台を見て回り、ヨーヨーを手に入れて大きな花火を楽しみました。
おすすめポイント

わにわにシリーズは、小さい子から楽しめるのが良いですね♬
保育園でも、子ども達が大好きで「ずりずり…」この独特な擬音が楽しいですね。
📚⑫わんぱくだんのかいていたんけん

作 | ゆきのゆみこ・上野与志 |
絵 | 末崎茂樹 |
出版社 | ひさかたチャイルド |
ページ数 | 40項 |
初版年月日 | 1996年6月1日 |
対象年齢 | 4、5歳から |
あらすじ
けん・ひろし・くみの3人がプールで「海底探検ごっこ」をしているうちに、本物の海に迷い込むお話です。イルカのマリンに案内され、イルカの国「ドルフィンランド」へ。でも海に穴があいて大ピンチ!さて、3にんはどうなったでしょうか!!?
おすすめポイント

わんぱくだんシリーズの、ワクワクした冒険は子どもたちも大好きな作品でした!
年中以上の子たちが特に楽しんでいましたよ♬
📚⑬ようこそうみへ

文 | 中川ひろたか |
絵 | 村上康成 |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 32項 |
初版年月日 | 2003年6月1日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
子どもたちが夏の海で思いきり遊ぶ様子を描いた絵本です。砂浜や波、海の生き物たちと楽しんでいると、空の雲が「一緒に遊ぼう」と声をかけてくるファンタジーな展開に♬
海の楽しさと、自然とのふれあいがユーモアたっぷりに描かれています。
おすすめポイント

絵本を開くと、言葉が短くイラストメイン♬
砂浜や空の広さ、海の広大さが伝わって、ページをめくるたびにワクワクします🌊
📚⑭えらいこっちゃ!はじめてのプール

作 | かさいまり |
出版社 | アリス館 |
ページ数 | 28ページ |
初版年月日 | 2023年05月22日 |
対象年齢 | 5才から |
あらすじ
『えらいこっちゃ!はじめてのプール』は、小学校で初めてプールに挑戦するゆうとくんのお話。泳げない不安を抱えつつも、「えらいこっちゃ」とつぶやきながら、着替えやシャワー、水遊びなど、ひとつずつがんばって乗り越えていきます。授業後にもハプニングが起こりますが、前向きなゆうとくんの姿に元気をもらえる一冊です。
おすすめポイント

小学校に入ったばかりの子や、小学校を控えた年長さんに是非読んで欲しい一冊です📚小学校のプールの時間「こんな感じなんだな」「着替えと片付けは自分で出来ないとな…」など、気付き安心につながること間違いなしです♬
🎋夏の行事・風物詩の絵本
七夕や花火、入道雲など、夏ならではの行事・景色を描いた絵本。季節感たっぷり!
📚⑮たなばたプールびらき

作 | 中川ひろたか |
絵 | 村上康成 |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 32項 |
初版年月日 | 1997年5月20日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
七夕の日を舞台にした夢いっぱいの絵本です。年に一度会う織姫と彦星が、子どもたちの願い「天の川で泳ぎたい」を見つけます。そこでふたりは子どもたちを招待し、「天の川プールびらき」を開催!流れ星のしっぽにつかまって空へ飛び、みんなで天の川を泳ぐ楽しい物語です。
おすすめポイント

七夕、プールといった夏にぴったりの内容が、ユニークに描かれています♬
中川ひろたかさんの世界観の絵本って、面白くて大好きです!
📚⑯たなばたバス

作・絵 | 藤本ともひこ |
出版社 | すずき出版 |
ページ数 | 24ページ |
初版年月日 | 2012年6月 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
『たなばたバス』は、七夕の日に大雨の予報が出る中、ねずみたちが「たなばたバス」に乗って織姫様の願いをかなえるために大奮闘するお話です。織姫様の「晴れますように」という願いを知ったねずみたちは、バスで空へ向かい、雨雲を吹き飛ばそうと大活躍!
彦星様と会えるかどうか、ワクワクの展開が楽しめる一冊です。
おすすめポイント

「七夕」の行事を知ることと共に、誰かの為に行動する素敵な姿を見ることができますよ⭐数字のカウントダウンもあったり、数字にも親しんだりと、魅力がいっぱいです♬
📚⑰はなびのはなし

作 | たかとう しょうはち |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 28ページ |
初版年月日 | 2000年07月01日 |
対象年齢 | 5・6才から |
あらすじ
ここは山のふもとにある花火工場。冬の間から夏の花火大会に向けて、みんなで一生懸命打ち上げ花火を作っています。色や形、大きさに工夫をこらした花火が次々とできあがる様子が楽しく描かれています。花火大会に行く前や見た後に読むのにぴったりの絵本です。
おすすめポイント

「冬の間から作り始めるんだね」という、夏の花火の仕組みを親しみやすい絵本から学ぶことができます📚
📚⑱にゅうどうぐも

作 | 野坂 勇作 |
監修 | 根本 順吉 |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 28ページ |
初版年月日 | 2018年05月05日 |
対象年齢 | 4才から |
あらすじ
夏休みのある日、曇り空から始まった空は、だんだん青空に変わり、やがて綿雲がふわふわと現れます。午後にはその綿雲が大きく育ち、迫力ある入道雲に変身!やがて雷と土砂降りの雨が訪れる、雲の一生を描いた天気観察絵本です。
おすすめポイント

近年、突然の雷雨なども身近に増えてきましたよね(猛暑など)。
子ども達にとっても身近な話題なので、興味をもってくれること間違いなしですよ🌥
🐞 夏の虫や動物と出会える絵本
昆虫や動物とのふれあい・発見を描いたお話を紹介します!
📚⑲わたし、くわがた

文 | 得田 之久 |
絵 | たかはし きよし |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 28ページ |
初版年月日 | 2011年06月05日 |
対象年齢 | 4才から |
あらすじ
くわがたの特徴といえば、大きな角のようなあご。でも、めすにはおおきなあごはありません。その代わり、小さなめすあごは、卵を産むためにかたい朽ち木をかじる力持ち!めすくわがたの知られざる姿をユニークに描いた作品です。
おすすめポイント

沢山の虫がくると、樹液があまりのめない…など、めすのくわがた視点で書かれているのがとっても面白いですよ♬
📚⑳14ひきのとんぼいけ

作 | いわむらかずお |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 32項 |
初版年月日 | 2002年6月30日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
暑い夏の日、いっくんとみんなで「とんぼ池」へおでかけ!木の枝で作ったボートに乗って、たくさんのトンボやカエル、イモリ、ゲンゴロウと遊びます。夕暮れにはヒグラシの鳴き声と一緒に赤トンボと帰る、自然いっぱいの楽しいお話です。
おすすめポイント

一緒に探検しながら、おでかけしている気分になる作品です♬
虫が好きなこは、特に読んで欲しいと思います!
📚㉑14ひきのせんたく

作 | いわむらかずお |
出版社 | 童心社 |
ページ数 | 32項 |
初版年月日 | 1990年5月25日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
雨がやんで夏の太陽が差し込む中、子どもたちとお母さんが川へ洗濯に出かけます。冷たい川の水に触れながら、それぞれが手伝いを楽しみますが、洗濯板が流されてしまうハプニングも。自然豊かな夏の風景が美しく描かれた、ほっこりする一冊です。
おすすめポイント

雨上がりの初夏!!といった雰囲気の太陽の眩しさ、水の輝きがとっても素敵なんです✨子どもたちも、大好きなシリーズ作品です♬
👻ちょっぴりドキドキ!おばけと夏の冒険
夏といえばおばけも定番!でも怖すぎない、楽しい「おばけ絵本」で涼しさとワクワクを。
📚㉒わんぱくだんのおばけやしき

作 | ゆきのゆみこ・上野与志 |
絵 | 末崎茂樹 |
出版社 | ひさかたチャイルド |
ページ数 | 40項 |
初版年月日 | |
対象年齢 | 4、5才から |
あらすじ
今回は、けんのおじさんの古い空き家を使って「おばけやしきごっこ」に挑戦! 3人は「からかさお化け」や「のっぺらぼう」に変身して楽しみますが、だんだん様子があやしくなってきて…「本物のおばけ?」と思わせるドキドキの展開と、最後にふわっと余韻を残す結末が魅力の一冊です。
おすすめポイント

保育園でも、年長さんと「おばけやしきごっこ」を企画した時に読みました。子ども達も「絵本に出てきた、このおばけつくろう~」と意気込んでいました!
📚㉓さくぴーとたろぽう|おばけのこままわしたいかい

作 | 西平 あかね |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | 32ページ |
初版年月日 | 2023年05月15日 |
対象年齢 | 3才から |
あらすじ
人間のたろうくんが主人公。ひろってきたまつぼっくりが、本当はおばけだった!!?まつぼっくりおばけに空を飛べる力をもらい、おばけのこままわし大会に飛び入り参加!たろうくんのこままわし対決の行方と、おばけたちのユニークなこまが見どころです。
おすすめポイント

夏になると、おばけの絵本が読みたくなりますね👻今回紹介したおばけの絵本のおばけたちは可愛いものばかり。子どもの中には、怖がりな子も多いです💦お子さんの興味関心に合わせて選んでくださいね!
まとめ

夏ならではのドキドキやワクワクを感じられる絵本を23冊紹介しました。
おばけと一緒に冒険したり、夏の虫や動物たちに出会ったり、季節の行事や風物詩を楽しんだり…さらに、海や川での水遊びや、夏の自然や野菜をテーマにした絵本は、子どもたちの五感を刺激しますね♬

絵本を通して、親子で夏の楽しい思い出をたくさん作ってみてください!
暑さに負けず、心も体も豊かになる夏をお過ごしください📚✨
