
こんにちは!
保育歴15年の元保育士りんです。
今回は、小さい子供から楽しめる絵本「ねずみくんのチョッキシリーズ」から、季節を問わず楽しめる作品を3選紹介します。
どの作品も楽しく魅力的なのですが、その中から「小さい子向け」と「大きい子向け」の作品を選びました。それぞれの魅力もお伝えしますので、お家時間や保育現場での絵本選びの参考になれば嬉しいです♪
ねずみくんのチョッキ

作 | なかえ よしを |
絵 | 上野 紀子 |
サイズ | 244mm x 215mm |
出版 | ポプラ社 |
ページ数 | 32ページ |
発売年月 | 1974年8月 |
主な対象年齢・学年 | 3~5歳 |
受賞歴 ようちえん絵本大賞・準大賞(2010年)
絵本の内容
ねずみくんは、お母さんに編んでもらったチョッキを大喜びで着ています。すると、動物の仲間たちが「ちょっと着せてよ!」と次々に試着します。
しかし、大きな動物たちが着るたびに、チョッキはどんどん伸びてしまい…さて、どうなるのでしょうか?
絵本の魅力

読み聞かせをした子供たちの反応

赤いチョッキを着た可愛らしいねずみくんの表紙に惹かれる子ども達。
ねずみくんのチョッキを仲間たちが次々着ていくのでチョッキが伸びてきていることに、最初はわらっていた子ども達。でも徐々に心配する子、と笑って楽しそうに見る子と反応が様々に。

「大丈夫かな?」

「あははは!どんどん伸びちゃってるよ~」
最後にねずみくんが、のびてしまったチョッキをブランコにして楽しんでいたので、心配そうにしていた子もほっとした表情を見せていました。
「ねずみくんのチョッキ、伸びちゃったけど大丈夫だったの?」と後日心配する子もいて、印象に残るお話だったようです♪

物語も短めで、イラストもユニークなので子どもたちも引き込まれるように楽しんでくれました。絵本の感想は様々✨(そこも良いですよね)
読み聞かせ後に、自分で文字を読もうとする子も多く「子どもが自分で読んでみたくなる絵本」という印象を持ちました♪
ねずみくんのたんじょうび
次に紹介するのは、小さい子から楽しめる、誕生日や誕生会で読みたくなる作品!
作 | なかえ よしを |
絵 | 上野 紀子 |
出版 | ポプラ社 |
サイズ | 244mm x 215mm |
ページ数 | 32ページ |
発売年月 | 1978年6月 |
主な対象年齢・学年 | 3~5歳 |
ねずみくんのチョキシリーズ6作目の作品です!
絵本の内容
今回はねずみくんの誕生日のお話🎂
ねみちゃんが、ねずみくんのために編んだチョッキをプレゼントしようとします。そこに仲間たちがやってきて、みんなで協力してラッピングをしようとするのですが…無事にプレゼントできたのでしょうか?
絵本の魅力

こんな時におすすめ


「次は私!!」と順番待ちして、先生役で読み聞かせをしている姿を何度も見ました!
子どもの「やってみたい」気持ちは素敵ですよね♪
なぞなぞねずみくん
この作品は、年中~年長さんが特に楽しめそうな作品!
作 | なかの よしを |
絵 | 上野 紀子 |
出版 | ポプラ社 |
サイズ | 244mm x 215mm |
ページ数 | 32ページ |
発売年月 | 2002年11月 |
主な対象年齢・学年 | 3~5歳 |
ねずみくんのチョッキシリーズ17作目の作品です!
絵本の内容
今回は「なぞなぞ絵本」!
ねずみくんがなぞなぞを出題し、ねみちゃんと一緒に考えます。
右ページのイラストはヒントのような…?ヒントじゃないような…?親子で考えながら読むのが楽しい作品です!
絵本の魅力

こんな子におすすめ

全19問収録されています!
大人も一緒に「うーん、なんだろう?」と悩む問題も多いですが、答えは最後のページに載っているので安心です♪
まとめ
「ねずみくんのチョッキ」シリーズは、約40作品も出版されている、長く愛されている絵本シリーズです。
(2025年1月には「ねずみくんとチョコレート」が42作目として発売されました🌈)
今回は季節を問わず楽しめる作品を紹介しましたが、まだまだ素敵なシリーズがあるので、また別の記事で紹介しますね♪

お家時間や、保育現場での絵本選びの参考になれば嬉しいです!
