
こんにちは!
保育歴15年、元保育士のりんです☺
子どもの成長に欠かせない「指先を使った遊び」。
指先を使う遊びは、手先の器用さや集中力、創造力を育む大切な活動です。
今回は、指先を使う遊びのアイデアやその効果、保育現場での楽かった方法や遊びのポイントについてご紹介します✨
お家でも遊びやすいものを紹介します。参考になりましたら幸いです♬
指先を使った遊びの効果

まず、『指先を使った遊び』が子どもたちにとってなぜ大切なのかをお伝えします。
1. 脳の発達
指先を使うことで神経が刺激され、思考力や記憶力の向上が期待できます。指先は「第2の脳」とも呼ばれ、積極的に使うことで脳の発達を促します。
2. 運動能力の向上
目と手の協応運動を促進し、鉛筆や箸を使うときの指の動きにも役立ちます。
3. 自立心の育成
自分でできることが増えると自信がつき、自立心が育ちます。遊びの中で「自分でできた!」という成功体験を積むことが大切です
指先を使った遊びのアイデア・ポイント

1.紐通し遊び
ビーズやおもちゃのパーツを紐に通すことで、手先の器用さや手首のコントロールを養います。この動作は細かい作業を要求し、集中力もアップしますよ✨

小さいお子さんは、ビーズを口に入れないよう注意してください。
切ったストローをつなげて、ネックレスやのカーテンのようにするもの楽しいですよ☺
2.新聞紙遊び
新聞紙をちぎったり丸めたりするだけで、握力や指先の使い方が鍛えられます。音や感触も楽しめるので、子どもたちが夢中になって遊んでくれますよ。

新聞以外にも、ちらし、折り紙など様々な紙をちぎってみることも楽しいですよ。
この中で一番柔らかくちぎりやすいのは新聞紙です☺
折り紙をちぎる時は『紙の向き』にも意識してみてください!破きやすい方向・すぐにちぎれてしまう方向があるんです✨
3歳以上になったら、そこに意識してみるも面白いです。
新聞で、帽子や服を作って着て遊ぶもの楽しいですよ☺
3.粘土遊び
粘土で自由に形を作ったり、見本を真似たりすることで、創造力が育ちます。指先を使うことで筋力も育ち、形を変える楽しさを感じることができます。

粘土は意外と硬さもあるので、柔らかくなるまで練るところから一緒に行うのも楽しいですよ。
小麦粉粘土を一緒に作る(手作りする)のもおすすめです♬
4.シール貼り
シールを剥がして貼ることで、目と手の協応運動が促され、集中力もアップします。大きめのシールから始め、徐々に小さいものに挑戦しましょう。

はじめは3センチほどの大きいものから始めると始めやすいですよ。
100均にも沢山の種類があるので手ごろに始められますね☺
出来るようになってきら、模様にそって貼ってみることも楽しいですよ✨
5.お絵描き
クレヨンやマーカーで自由に描くことで、指先の動きを鍛えることができます。特に細かい線を描くことで、手先の器用さが向上します。

小さい子は、握力がまだないのでペンでのお絵描きから始めると書きやすいです!
ペン→クレヨン→色鉛筆というように成長、筆圧に合わせ変化していきましょう☺
ペンは書きやすいですが、服やテーブルにも書いてしまうことがありますので、注意してくださいね✨
6.積み木遊び
積み木を積んだり並べたりすることで、手先の器用さや集中力を養われます。形や色を学びながら、遊びの中で知育もできるのでおすすめです。積み木は、ブロックのようにくっつかないのでバランスをとったり、積み重ねるときも集中力が付きます。

年齢に応じてブロック遊びに移行するのも良いですね。
はじめは平面の製作(ブロックを一列につなげて電車~など)から立体空間を意識して物を作れるようになってきます。
保育園で人気だったものは、ニューロック、ソフトブロック、レゴブロック、ラキューを年齢ごとに楽しんでいましたよ☺
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7.洗濯ばさみあそび
洗濯ばさみをつまんで挟むことで、指の力加減を学べます。

丸く切った厚紙(段ボールなど)に顔を書いたものを用意して、洗濯ばさみをはさんできます。挟んでいくと、『ライオン』の完成✨
他の動物なども作っても楽しいですよ♬
他にもまだまだありますが、今回はこちらを紹介しました!
年齢別におすすめの指先遊びを具体的に紹介
年齢別に、遊びを紹介致します。
上記で紹介した他にもおすすめの遊びがあるので紹介しますね☺
1歳前後の遊び
- 新聞紙遊び(ちぎる・丸める)
- ハンカチかくれんぼ(物をつかんで広げる)
- 太鼓遊び(段ボールや空き缶を叩く)
2歳前後の遊び
- 粘土遊び(こねる・ちぎる)
- 紙コップ積み(指先の繊細な動き)
- 洗濯ばさみ遊び(指の力を育てる)
3歳以降の遊び
- シール貼り(細かい動きの練習)
- お絵描き(ペンやクレヨンで表現)
- レンゲでおもちゃすくい(指の巧緻性向上)
遊びを通して、子どもの興味や好奇心を大切にしながら成長をサポートしていきましょう✨
お家にあるもので、遊べるものも多いのでやってみてくださいね♪
※小さな部品の誤飲には十分気を付けてください。
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まとめ

指先を使った遊びは、脳の発達や運動能力の向上、自立心の育成につながります。
特に0~3歳の時期は脳が急速に発達するため、日常的に取り入れることが大切です。
ぜひ、ご家庭でも楽しく遊びながら、子どもの成長を楽しんでいきましょう😊
\子どものやってみたい・楽しいが詰まっています/

