「今年の親子競技、何にしよう…?」とお悩みの保育士さん・先生へ。
もうすぐ運動会シーズンですね、毎日お疲れさまです!
保育園・幼稚園の運動会は毎年の恒例行事だからこそ、 悩むこともありますよね。

- 「子どもも保護者も楽しめる競技って何だろう?」
- 「毎年恒例でなく、今年は新しい提案をしたいな…」
- 「行事担当になったけど、どうしよう…」
私も、行事の競技内容を決めることに毎年悩んでいました。

子ども達が楽しめるものってなんだろう?今年のクラスの子達の性格的に…
など、子どもの性格・クラスの人数、保護者の特徴、雨天時のこと、など考えることはたくさんですよね。
この記事では、保育の現場で実際に盛り上がった“親子競技アイデア”を【目的別】でご紹介します。
準備が簡単で、みんなが笑顔になれるものを集めましたので、ぜひ参考にしてみてください♪
競技選びの参考になれたら、嬉しいです🚩

運動会の親子競技を考えるときのポイント

親子競技を選ぶときには、以下のようなポイントを大切にしていました。
運動会は「見て楽しい」「参加して楽しい」イベント。
特に親子競技は、笑顔があふれる温かい時間になるよう、子どもの姿に合わせて選んでいきましょう◎
【目的別】運動会で盛り上がる親子競技アイデア集 全18選紹介

子どもたちが楽しみにしている親子競技! どんな内容でも、子どもたちは大好きな家族と一緒に過ごす時間が嬉しいものです。
ここでは、目的別に親子競技アイデアを紹介します。
子どもの年齢やクラスの雰囲気に合わせて、いくつかの案を組み合わせてアレンジしてみてくださいね♪
⭐スキンシップを楽しむ!簡単&心あたたまる親子競技 7選

① おさんぽでゴール!
親子で手をつなぎ、コースを歩いてゴールを目指します。
途中に「こんにちはカード」などの仕掛けを入れるのもおすすめ。
こどもにとって「手をつないで歩く」ことは基本で大事な事です。

普段から、お子さんと手をつないで歩くことが習慣づいているか家族観がみれますね。
この競技をきっかけに気づいてもらえたら良いですね。
② 電車で出発進行!
子どもの肩に親が手を添えて「しゅっぱーつ!」の合図でスタート!線路のコースを歩きます。
段ボール電車に親子で入って走るアレンジも◎
③ おんぶでよーいドン!
親が子どもをおんぶしてゴールを目指す競技。
波ロープ(スズランテープ)をくぐるなどの遊び心もプラス!

小さいクラスだけでなく、なかなかおんぶの機会の減ってきた年長さんが、とても喜んでいたように思います♪
④ ほっぺにタッチでゴール!
2〜3か所の「タッチポイント」で「ほっぺ」「おでこ」「鼻」などをタッチしながら進みます。
⑤ ぎゅっとバランスボール渡し
親子でバランスボールを体ではさんで運ぶリレーで、手を使わず「ぎゅ~っ」として進みます。

勝負師の親御さんは、ボールごと子どもを抱き上げて走っていましたよ!!
子どもは笑っていました✨笑
⑥ だいすき!ふわふわハグレース🧸
子どもがぬいぐるみを持ってスタート→途中で待っている親に渡し「だいすき〜!」のハグをして一緒にゴール。
⑦ タッチで変身!なりきり動物競争🐒
カードを引いて動物(うさぎ・カメなど)を親子で確認。なりきり動作で進んでゴールでポーズ!
お面を被るとより盛り上がります。

アンパンマンなどの子ども達の好きなキャラクターでも喜んでいました♪
⭐ルールを楽しむ!親子で協力チャレンジ競技 6選

① 玉入れキャッチ
親がカゴを持ち、子どもが玉を投げ入れます。紅白チーム戦にしても◎
② フラフープくぐりリレー
親子で手をつないでフラフープをくぐりながら進むリレー。
手をつないで離さない、おんぶしてくぐるなど、ルールを追加しても子ども達は喜んでいましたよ♪
③ ボールはさみレース
背中合わせでボールをはさみ、落とさずにゴールまで!短距離での実施がおすすめ。

背中に挟むのがポイントで、意外と難しい!!
なので、ゴール直前の短い距離で行うと良いかもですね。
④ カラーステップジャンプ
色マットを「赤→青→赤」のように指示通りに進む競技。カードで指示を出す形式も◎

一度にいくつの指示が聞けているかな?ということが、見えてくるゲームですね。
⑤ スプーンで運ぼうレース(たまご運び風)
ピンポン玉などをスプーンに乗せて、親子で交代で運びます。
⑥ 親子でおつかいゲーム
カードを引き「おにぎり・バナナ」などを取りに行き、ゴールで渡すゲーム形式。

子どもがカードをひいて、親が運ぶという方法も良かったですよ!
お家の人が頑張る姿って、子ども達は楽しいようでした✨
⭐年中〜年長向け!協力して挑戦する親子競技 5選

① 新聞キャタピラー
競争新聞紙で作った筒の中に親子で入り、前に進んでいく競技。チーム戦も◎

カラーポリで、大きなパンツ(ズボン)を作り、「でかパン競争」も昔からあって楽しいですよね。
② いっしょにパンくいチャレンジ🥐
親子で両側からぶら下がったパンを同時にパクリ!うまく取れたらそのまま手をつないでゴール♪
(子どもが届く高さにぶら下げることがポイントです!大人にはかがんでもらいましょう)

パン食いでなくても、子どもをおんぶして、高い位置のぶら下がったカードをとるというゲームもも、子ども達は楽しそうでしたよ♪
③ おおきな布でボールころがし🌈
パラバルーンやシーツを親子で持ち、ボールを落とさずに運びます。

お腹に挟んで走るよりも、バランス力と力加減が必要で面白いですよ!
④ なぞなぞヒントで宝探し🔍
カードのヒントを読んで、ぬいぐるみなどの“宝”を探してゴール!

お題がそのまま書いてあるのでなく、なぞなぞにするところがポイントです✨
⑤ ひらがな言葉探し
大きなひらがなカードの中から指定された言葉を探して並べてゴール!

他の子と比較しすぎもよくありませんが、「もう少し我が子と関わろう」と子どもの成長に気づいてくれる方も多く、競技としてやってみて良かったと思いました。
まとめ|親子競技のゴールは“笑顔”です

親子競技は、子どもたちのがんばる姿はもちろん、保護者との心あたたまるふれあいも魅力。
「うまくできるかな…」と緊張する子どもも、 「子どもと一緒に参加するの久しぶり!」とドキドキする保護者も、 きっと競技を通して笑顔になれるはずです。
年長さんでも、段ボール電車やおんぶなどの“甘える”競技を喜んで楽しんでくれます。
年齢に関係なく、親子のふれあいが感じられる種目を取り入れてみてくださいね♪

私は以上児の子達が照れながら、おんぶされたり、抱っこされ嬉しそうな表情を見ることが好きでした✨
今年の運動会が、子どもたちにとっても保護者にとっても素敵な思い出になりますように✨
この記事が、運動会準備のヒントになれば嬉しいです!
