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【お絵描き&運動あそびで育つ】小学校の学びの土台づくり

小学校の土台作りは、幼少期の遊びから紹介 こども
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りん
りん

こんにちは!保育歴15年の元保育士りんです。

小学校に入ってからよく聞くお悩み──

「字がうまく書けない」
「姿勢がすぐ崩れてしまう…だら~とちゃうんだよな~」

実はこれ、就学前の“遊び”や“日々の経験”が大きく関係しているんです。

今回は、保育現場でも意識していた「お絵描き」や「運動あそび」が、実は【小学校での“学びの土台”】になるというお話をお届けします🎒✨

年中さん・年長さんのご家庭はもちろん、まだ小さいお子さんがいる方にも、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

1. 「お絵描き」は“書く力”の第一歩

ひらがなを習得するまでのイメージ図(お絵描きが大事な理由)

小さな手に宿る、大きなチカラ|お絵描きの効果

子ども達は、小さいころからお絵描きあそびをしますよね?
クレヨンを握って線をぐるぐる、塗り絵を丁寧に塗ってみたり。

大人にとっては何気ない「お絵描き」も、子どもにとっては【手指の発達】や【書く力】の準備につながる、とても大切な遊びなんです。

  • 「握る・描く」の繰り返しが、自然と【鉛筆を持つ力】【手首の動かし方】【書く時の力加減】を育てます
  • 「もっと描きたい!」という意欲が、やがて文字への関心にもつながります
りん
りん

保育園でも「まずは、楽しく自由に描くこと」を大切にしていました🌼

文字の練習はまだ早いかな?という時期でも、「お絵描き」は自然にその準備になります。

「塗る・なぞる・形を描く」が書く力の準備に!

保育現場でも、お絵描きと合わせて楽しんでいたことがあります。

おすすめのお絵描き類似遊びを紹介します▼

  • しっかり塗り込む塗り絵
  • ○△□などの形を描く
  • 点つなぎや迷路

塗り絵は、「最後まであきらめずにやりきる力」、形を真似して書く・なぞることは、「ひらがなや数字を書く力」に繋がります。

  • 最初は楽しく取り組めればOK!
  • 続けるうちに、集中力・持続力・筆圧が自然と育っていきます♪
りん
りん

年長クラスを担任していたとき、子どもたちの個性は本当にさまざまでした。

最初はおしゃべりばかりで全然塗れなかった子も、少しずつ集中力がつき、作品に自信が持てるようになっていった姿が印象的でした😊(5~10分など短い時間から試してみて下さい)

まずは、遊びながら楽しく行ってみて下さい!

小さい子向けにおすすめの遊び

  • ぐるぐる描き
  • シール貼り
  • スタンプあそび

これらも立派な“運筆”や“集中力”の土台です!

りん
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「どのくらい出来るかな?手先の器用さはどの程度かな?」という所が、遊びながら見えてきますよ。

タブレットだけじゃなく、「紙と鉛筆」も大切に

最近では、おうちでもタブレット学習が人気ですね!

ただ、実際の小学校生活では今も「紙と鉛筆」が中心…特に地方の学校ではまだまだタブレット学習ではありません。

💡タブレットだけで学んでいる子の中には、筆圧が弱く、文字が震えてしまうことも…

タブレットで“描く・書く”楽しさが育ってきたら、ぜひ紙と鉛筆でも楽しく取り組んでみてくださいね

2. 小学校では「長く座る力」「集中力」が必要!

小学校での座る力

「書く力」だけでなく、実は【座って授業を受けるための体力や姿勢を保つ力】も必要なんです。
では、体幹や集中力はどう育てていくのかお伝えします。

姿勢を保つには「体幹」がカギ!

小学校では、長時間イスに座って授業を受ける機会が増えます。
でも、背中やお腹の筋肉(=体幹)がしっかり育っていないと、姿勢を保つのもひと苦労💦

体幹が弱いと…

  • イスにじっと座っていられない
  • 書くときに体がグラグラ揺れてしまう
  • 字がまっすぐ書けない、文字の大きさがバラバラになる

「字が上手く書けない…」というお悩み、実は“体の育ち”と深く関係していることもあるんです。

りん
りん

だからこそ、小さいうちから「たくさん遊んで体を動かすこと」がとても大切
遊びの中で、自然に体幹や姿勢を保つ力が身についていきます✨

集中力や持続力の土台も“遊び”で育つ

「最後までやりきる」「考えながら工夫する」といった集中力や思考力も、実は遊びの中で育まれます!

たとえば…

  • ブロック遊び → 集中力・構成力
  • ごっこ遊び → 思考力・社会性
  • 制作あそび → やり抜く力・表現力

楽しい!もっとやりたい!

このように思える環境があれば、自然と集中力も伸びていきます。

りん
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おうちでも、自由な発想をのびのび楽しめる時間を大切にしたいですね♪

「遊び」の中から、子どもの「生きる力、最後までやりきる力を育む非認知能力」については、こちらからご覧ください▼

3. 今からできる!家庭で育てたい「学びの土台」

保育園から感謝

おうちでできる♪ お絵描きの工夫

お家で出来る、おススメの方法を紹介します。

  • 大きめの紙にのびのび描く(模造紙など)
  • クレヨン・色鉛筆・マーカーなどで感触を楽しむ
  • 「何を描いたの?」と優しく聞いてあげる

楽しむことがいちばん大切✨
「上手に描けるか」よりも、「表現することの楽しさ」を味わってください♪

りん
りん

3才未満ですと、まだ筆圧が弱くうまくかけないこともあります。

  • ペンやクレヨン
  • クーピー
  • 色鉛筆

この順で進めると無理なく楽しめますよ!

「遊びながら」体幹&集中力アップ!

遊び=運動=筋力アップだけでなく、【集中力】や【学習への姿勢】の土台にもなります。

お家で出来る遊びと育つ力を表にまとめました▼

遊びねらい(育つ力)おすすめ年齢
風船バレーバランス・反応力・体幹2歳~
クッションジャンプ脚力・着地のバランス感覚2歳~
トンネルくぐり柔軟性・体のコントロール・空間認識2歳~
バスタオル引き※腕力・体幹・引っ張る力(親子遊び)2歳~
おしり歩き体幹・腹筋3歳~
トランポリン脚力・体幹・バランス感覚3歳~
けんけんぱバランス・脚力・空間認識3歳~
なわとび持久力・リズム感・ジャンプ力4歳~

バスタオル引きって?
バスタオルに子どもを乗せて、大人がゆっくり引っ張ってあげる遊びです。
楽しくスキンシップしながら、自然に体幹が鍛えられますよ♪

りん
りん

バスタオルの上に、落ちないように乗っているのも意外と難しいんです!笑
保育園でも、子ども達が楽しそうでした!!

今回ご紹介したのは、ほんの一例です。

「楽しく遊ぶ」ことが、いつの間にか「学びの力」につながっている──そんな視点で、日々のあそびをもっと楽しんでみてくださいね♪

4. 小学校に向けて、今大切にしたいこと

「早く字が書けるようにさせなきゃ…」

そんなふうに焦ってしまう気持ち、よくわかります。
実際に、私も保護者の方からたくさんご相談を受けてきました。

でも、子どもにとって本当に大切なのは「できるかどうか」よりも、「やってみようと思えるか」なんです。

言葉や文字、数への興味は“日常”から育ちます

  • 毎日の会話の中で、自然と語彙が増えていく
  • 絵本や生活の中で、文字に親しんでいく
  • 「〇時に寝ようね」「もうすぐ保育園の時間だよ」など、時間を意識する声かけから、数字や時計の感覚が育つ

子どもたちは、「勉強させなきゃ!」と構えなくても、日常の中からたくさんのことを吸収していきます。

少しずつ、その子らしいペースで伸びていく力を信じて、おうちでも「遊びの中で育つ力」に目を向けてみてくださいね🍀

りん
りん

「今できない=将来もできない」ではありません。
大事なのは“今できること”をコツコツ積み重ねることです🍀

まとめ

子供|非認知能力まとめ

「遊び」と聞くと、「勉強の準備にならないのでは…?」と心配される方もいるかもしれません。

でも実は、子どもにとって“遊び”は、最高の学びの時間。

自分で考え、工夫し、試してみる…そんな経験こそが、将来の「考える力」や「学ぶ力」へとつながっていきます。

お絵描きや運動あそびは、小学校の学びに必要な力を“楽しく”育ててくれます。

  • 手や指の器用さ(巧緻性)
  • 集中力
  • 姿勢を保つための筋力

すべて遊びの中から自然と育っていきますよ。

りん
りん

「うまくやらせる」ことよりも、「楽しんでいる今」を大切にしていきたいです✨

おうちでの、何気ない時間こそが“学びの種まき”になっています。

お絵描きや運動あそびを通して、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを、温かく育てていきましょう🌱

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

りん

保育歴15年の元保育士・りんです♩
子どもと笑い合える毎日を大切にしたくて、絵本・遊び・育ちをテーマにブログを綴っています。

小さなお子さんを育てている方、保育の現場でがんばる方に向けて、
「ちょっと心が軽くなるヒント」をお届けできたら嬉しいです🌸

・性質:HSP気質で、にぎやかな中にも一人の時間が大切タイプ
・好きなこと:ひとり旅・アニメ・漫画・街歩き

どうぞ、よろしくお願いいたします♩

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