
こんにちは!
保育歴15年の、元保育士りんです☺
保育現場で働くみなさん、毎日お疲れ様です。
今回は、明日の保育で使えるアイディア紹介をします!
「いろいろなあ~に?」
みなさん、ご存じと思います(地域によって呼び方が違う?)集団遊びを始めるときにピッタリで、ルールもシンプルなものです。
レベルを変えながら、子どもの成長に合わせて楽しんで欲しいと思い、年齢別アレンジを紹介します。遊ぶ時の保育士のポイントも合わせて紹介します!
保育士の皆さん、保育実習生のみなさんの参考になれたら嬉しいです!
「いろいろなあ~に?」ゲーム紹介

対象年齢:3~5歳児
『遊び方』
1.先生が色を探す範囲を指定する
2.子どもたちが「いろいろなあ~に?」と先生に聞く
3.先生が「〇〇色!」と伝える
4..子どもたちはその色のものを探してタッチ!
5.タッチしたら、先生の元に戻る
この遊びは、
- 先生の話を聞けるかな?
- 指示を理解できるかな?
- 競争する楽しさを味わえるかな?
といった点を遊びながら学べるゲームです。
低年齢向けアレンジ
「いろいろなあ~に?」は3歳以上向けですが、小さい子どもたちにも楽しめるよう、年齢別にアレンジした遊びを紹介します!
レベル1【0~1歳向け】「先生のところにおいでおいで!」

先生の元を目指して「よーいどん!」
最初は室内やホールなど限られたスペースで行い、慣れてきたら戸外でもやってみましょう。
先生がゴールで待っていると、一生懸命走ってくれる姿が可愛いですよ♪
(運動会でのかけっこの時のようなイメージです)
レベル2【1~2歳向け】「先生と一緒によーいドン!」

先生と一緒に目的地を目指します。
「〇〇まで、よーいドン!」(砂場、すべり台、窓など大きめの目的地)
・指をさして目的地を示す (一度、目的地までいって「ここだよ」と教えるのも良いです!)
・複数担任の場合は副担任が目的地で待つ
・先生も一緒に走ることで、みんなで目的地に向かうことが出来る
これで、目的地が明確になり、子どもたちも分かりやすくなります!
レベル3【2~3歳向け】「先生と一緒に色探し!」

目的地を「色」にしてみましょう。
「赤いものまで、よーいドン!」
・先生と一緒に走る子
・話を聞いて自分で色を探せる子
・みんなと走ること自体を楽しむ子など、個性が見えてくる遊びです。

集団遊びができるようになってきた頃に挑戦してみてください♪
いよいよ「いろいろなあ~に?」本番!
先生が指定した色を探してタッチ!誰が早く戻ってこられるかな?みんな戻ってこれるかな?
・話を聞いて理解する
・色を探す
・先生の元に戻る
これらの動作を通じて、楽しみながら遊び学びましょう✨
順位をつける?つけない?

最近は「順位をつけない」考え方も増えていますが、競争を楽しむことも大事ではないでしょうか?(将来のスポーツ選手になるかもしれません♪)
とはいえ、すぐに戻れない子もいます。
そんな時は、「先生とハイタッチ!」などのフォローがあると、みんなの自己肯定感を守ることができます。
レベルアップ ☆1
色の指定をするのを、子どもが担当してみましょう!
指示役(先生役)って、楽しいですよね~子どもたちも大好きです♪
しかし皆が、指示役を出来るように、先生の采配は大切です。
私は、「今日は、4.5月うまれさん」など誕生月で順番に行っていました。
そうすると、子どもも「昨日は、5月さんまでだったから、今日は6月さんからだよーー」と覚えていてくれます✨「お当番さん」で、順番に行っても良いですね。
※一番最初に戻ってきた人ーーーだと、なかなか指示役がみんなに当たらない事もあります。先生の提案方法をアレンジしてみて下さいね!
レベルアップ ☆☆2
色の指示を2つにしてみましょう!
「赤と青!」
先生も確認が忙しくなりますが、子どもたちは楽しんで色を探して走りますよ!
※気をつけること※
子どもの発想は柔軟!
「〇〇色、よーいドン!」と言ったら…
お友達の服をタッチして秒速で戻ってくる子、いませんか?(笑)
5歳以上の子たちと遊ぶと、「そろそろ出るぞ…!」とドキドキします💦
この場合は、
「お友達の服はNGね!」
とルールを改定すると良いと思いますよ。

最初から、このルールを入れるのではなく、
子どもも気づいてから柔軟にルールを確認していくと楽しいですよ✨
まとめ

いかがでしたか?
今回紹介したアレンジ以外にも、先生の工夫次第で遊び方は無限に広がります♪
若い先生方は、ぜひ先輩の技術をマネして取り入れてみてくださいね。
また、これから実習が始まる学生さんにもおすすめの遊びです!

少しずつ試しながら、楽しい保育をしていきましょう♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

