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親子で楽しむ折り紙遊び|“考える力”と想像力を育むヒント【元保育士が解説】

折り紙遊びの魅力、育まれること紹介 こども
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こんにちは!保育歴15年の、元保育士りんです。 

突然ですが、おうちでのお子さんとの時間、こんなふうに感じたことはありませんか?

「ゲームやYouTubeばかりで、ちょっと気になる…」
「もっと手先を使う遊びをしたいけれど、何をすればいいか分からない」

そんなときにおすすめなのが、昔ながらの「折り紙遊び」です。

実はこの折り紙、ただ紙を折るだけの遊びではなく、子どもの“考える力”や“想像力”、集中力や手先の器用さまで、たくさんの力を育ててくれる知育遊びなんです。

今回は、保育の現場でたくさんの子どもたちと関わってきた経験から、折り紙遊びの魅力と、おすすめの絵本、そして親子で楽しむためのコツをご紹介します♩

折り紙遊びが育てる7つの力

室内遊びで折り紙遊び

折り紙は、見た目以上に“学び”が詰まった遊びです。以下のような力をバランスよく育ててくれます。

① 指先の発達(巧緻性)

折る、つまむ、開く…こうした動作を繰り返すことで、鉛筆やお箸を持つ前の基礎力が育ちます。

② 集中力・注意力

「角をそろえて」「まっすぐ折る」など、細かな工程が自然と集中力を高めてくれます。

③ 空間認識・図形の理解

折ったときの形の変化を感じながら、図形や立体を“体感的に”学べる遊びです。

④ 創造力・発想力

自由に色や形をアレンジしながら、「こんなふうにしたらどうかな?」と考える力が育まれます。

⑤ 記憶力・思考力(認知機能)

「順番を覚えて折る」ことで、記憶力や論理的な思考の練習にも。

⑥ 達成感と自己肯定感

完成したときの「できた!」は、大きな自信とやる気につながります。

⑦ コミュニケーション・協調性

親子で一緒に折ったり、誰かに教えたりすることで、自然と会話や思いやりが生まれます。

親子で楽しむ折り紙あそびのコツ3つ

「やってみたいけど、すぐ飽きちゃいそう…」そんなときに意識してみてほしい、親子で折り紙を楽しむコツをご紹介します♩

1.教えるより、並んで一緒に楽しむ

「こうやって折るよ」と教えるよりも、まずは隣で同じものを折ってみせるだけでOK!子どもは大人のまねっこが大好きです♩

りん
りん

保育園でも「先生何してるの~一緒にやろう!!」と子どもたちが自然と集まってきて、お互い真似しながら折り紙を楽しんでいました。

「うまくできないのかな?」と思っても、少し見守ってみましょう。子ども達は一生懸命考えています!

「ここは、こうだよ」と教えすぎてしまうと、子どもによってはやる気が削がれてしまうばあいもあります…興味をもって一緒に行ってくれたら◎!!

2.アレンジや失敗も楽しむ

線からずれても、色が個性的でもOK!

「新しい形が出来たね♩」と肯定してあげると、想像の世界がぐんと広がります。

3.おしゃべりしながら“つくる時間”を味わう

完成だけが目的ではありません。

「これなにに見える?」「この色すきだね〜」と声をかけることで、心のつながりが深まります。

りん
りん

子供と一緒に過ごす時間を楽しんでくださいね。「こんなこと考えてたんだ!!」と子どもたちの気づき、言葉に驚くこともありますよ♩

折り紙の魅力がつまったおすすめ絵本

おすすめの折り紙絵本を紹介します。

『保育のおりがみまるごとBOOK』

津留見 裕子
編著ひかりのくに株式会社
サイズ21 × 18.2 cm
初版年月2014年9月

保育の現場でも大人気の1冊。2歳〜5歳向けに、季節ごとの折り紙遊びが掲載されています。レベル別で難易度も分かれており、お家でも使いやすい工夫がたくさんですよ。

  • 春夏秋冬の行事折り紙(こいのぼり、クリスマスなど)も充実
  • レベル別に紹介(とても簡単〜チャレンジ)
  • 壁面飾りやペープサートのヒントもあり
  • オールカラーで子どもも見やすい
りん
りん

同じ「七夕」の折り方でもレベルごとの折り方が載っているのが、とても良かったです◎

子どもたちも、自分で「やってみたい」折り方を選んで折ったり、「これができたから、今度は難しいのやってみる!!」と自主的に意欲をもって取り組んでくれたのが嬉しかったです。

『5回おったらできあがり!!はじめてのおりがみ』

著者名新宮文明
出版高橋書店
ページ数128ページ

全フルカラーページで、折り方の裏表も解りやすく書かれています。

りん
りん

なにより、5回で折れる折り紙がこんなにあるなんて!!

親子でも一緒に楽しめますし、子ども自身でも折り方を見ておることが出来る本だと思いました。

本の出版「高橋書店さんHP」では、折り紙の台紙を無料でダウンロードできます。よければ、ご覧ください。

折り紙遊び難しくて、出来ない子におすすめの遊び

「子どもと折り紙遊びがしたい!」とおもっても、月齢や、小さい子ですとまだ興味を持たない事も多いですよね。

「まだ折るのは難しそう…」というお子さんには、指先を使った別の遊びから始めるのもおすすめです。

新聞紙あそび

新聞遊び

新聞紙をまるめる・やぶくなどの遊びが楽しい♪新聞紙は、柔らかく、小さな子供の力でも破きやすいので、保育園でもよく楽しんでいました。

この指先を使った活動が、後々の折り紙遊びにつながっていきます。

新聞紙で紙吹雪をしたり、帽子を作る、ながーい棒を作って探検する…新聞紙遊びは無限に楽しめますよ♪

シール貼り・マスキングテープ遊び

シール遊び

大きめのシールを使うと、小さい子(1才頃)からシール遊びを楽しむことが出来ます。

台紙からはがす、貼る、並べる…大人には簡単でも、子どもにはとっても良い練習になります。

シールが何枚ももったいないように感じる…

という方は、剥がしやすく何度でも貼ることができる【マスキングテープ】もおすすめです♪

まとめ|“手・頭・心”が育つ折り紙を、親子時間に♩

折り紙遊びをする親子|折り紙遊びの記事紹介

折り紙遊びは、子どもの成長に大切な「考える力」「指先の器用さ」「創造性」など、たくさんの力をバランスよく育ててくれる遊びです。

何より、親子で向き合いながら“つくる時間”を楽しめる、「やったね!できたね!」を共感できることが、最大の魅力です。

雨の日や暑い日、ちょっとのんびりしたい午後…ぜひ、折り紙で親子の笑顔を広げてくださいね♩

ぜひ、親子で一緒に楽しんでみて下さい♩

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最後まで、読んでくださりありがとうございました。

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