
こんにちは! 保育歴15年の元保育士、りんです。
もうすぐ新一年生ですね!小学生になるお子さん、おめでとうございます🌈
ドキドキわくわくの小学校生活がはじまりますね。
私は保育現場でで年長クラスを二度担任し、多くの子どもたちを小学校へ送り出してきました。
その中で「年長のうちにやっておいてよかったこと」「小学校に入って思いがけず困ってしまったこと」を、卒園児の保護者の方から聞く機会がありました。
今回は、そうした経験をふまえて、小学校入学を控えたお子さんとご家族に向けて「今のうちに確認しておきたいこと17選」をまとめました。
入学式を迎える前に、ぜひ一度チェックしてみてください。
また、現在年中のお子さんをお持ちのご家庭にも参考になる内容です。
年長の一年間はあっという間! 早めに意識しておくと、安心して入学を迎えられますよ✨
参考になれたら幸いです🌷
🌟 子どもができる?やってみてほしいこと!13選

お子さんが「出来たら良いな!やってみてほしい」ことを13個選びました!全部できないとダメ!!という事ではありません。小学校に行ってからも子供たちは成長していきます。
「出来たらもっと良いな」という気持ちで、確認してみて下さい。
✏ ひらがなが読めるかな?(自分の名前は書けるかな?)

小学校の先生から「自分の名前は読めて、書けるといいですね」と言われたことがあります。年長になると、お手紙を書いたり卒園文集を書いたりするので、自然と身についていきます。
ただ、おうちで全くひらがなに触れていない場合、少し苦労することも。小学校までに間に合えば大丈夫なので、年中さんのうちから少しずつ取り組むのもおすすめです。
最近はタブレットで練習する子も多いですが、小学校では鉛筆を使うことが主流です。
筆圧が弱く、書くことに苦労する子もいるので、鉛筆を使って名前を書いてみる練習をしてみてください!
※ また「消しゴムの使い方」も練習してみましょう!意外と難しく、力加減や紙の押さえ方にコツが必要です。
🙋 あいさつはできるかな?

「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」がしっかり言えるといいですね。
挨拶は、とっても大切な事です。
⏰ 時計(数字)が読めるかな?

デジタルではなく、丸い時計に慣れてみましょう!
小学校には、デジタルでない時計も多いです。今から慣れていくと、小学校でも困ることが少なくなりますね。
🕰 時計を意識した生活
保育園でも「〇時から始めます」「〇時までに食べ終えよう」と、時間を意識した声かけをして生活しています。
おうちでも「6時になったらごはんだよ」など、時間を意識する習慣をつけておくと、小学校の時間割にスムーズに対応できますよ。
保育現場では、丸い時計の数字の所にシールを貼って
- 「6の所(30分になったら)片付けですよ~」
- 「長い針が12の所になったら、お散歩に行きますよ~間に合うように準備してね」
など、子どもも理解しやすいように行っていました。
時計を意識できるようになると、約束の時間5分前くらいから

先生!もう先にトイレ行って準備するね!
と気づくことが出来るようになってくる子が多かったですよ✨

自分で気づき行動できるって、素晴らしい!!
💬 困った時に相談できるかな?

「お友達にこう言われて困った…」「やり方がわからない」など、自分の気持ちを言葉で伝える練習をしておくと安心です。
例えば、家で「おもちゃを取られて悲しい…」と感じたとき、「悲しいから返してほしい」と伝える練習をしてみるのもいいですね。
小学校に行くと、保育園以上に先生の目の届かない所での子ども同士の世界があります。
小学校だけでなく、これからの長い人生のうえで、自分の気持ちを言えることはとっても大切です🌈
🎒 ランドセルを背負って歩いてみよう!

人や物にぶつからずに歩けるかな?狭いところ、自分でドアをあけて歩いてみる、など、様々なシーンを試してみましょう。
中に絵本などいれてみて、重さのあるランドセルを背負って歩いてみることも実践的でいいですね!
また、自分で物の出し入れ、準備ができるように練習してみましょう。
学校の準備が出来るようになることも、大切な事です✨
🍽 お箸・鉛筆を正しく持てるかな?

正しい持ち方を意識しながら、ごはんやお絵かきを楽しんでみましょう。

保育園だけで指導、伝えることは難しかったです💦
おうちでの積み重ねがとても大切です!
🍚 ご飯の並べ方を知っているかな?

「ごはんは左、おみそ汁は右」といった基本的な配膳ルールも、日々の食事の中で意識できるといいですね。
🧹 雑巾を絞れるかな?

小学校では自分で机を拭くことがあります。おうちのお手伝いで練習してみましょう。
雑巾絞りは意外と難しいので、テーブル拭きなどで経験させてあげるといいですよ。

保育園では、年長になると掃除の時間に、みんなで掃除を経験することをしていました。雑巾絞りって、意外と難しいようでした😲
👕 服をたためるかな?

体操服の着替えや、上着をたたんでしまう場面も増えます。お家で「一緒にたたもう!」と声をかけて、遊び感覚で取り組んでみるといいですね。
保育現場でも、子どもたちの着替えの場面は多々あります(昼寝前、水遊び、汚れた時の着替えなど)その時に、お家での関りをとても感じます。
ひとりで全部自分で出来る子、手を伸ばしてやってもらう前提で動かない子もいました💦徐々に自分で出来ることも増やしていきましょう!
👟 靴ひもを結べるかな?

「ちょうちょ結び」の練習をしておくと、靴が脱げにくくなり安全です。
これは、何度か教えたことがありますが、出来る子・なかなかできない子…文字をかくことよりもはっきりと得意不得意がでていました。

「うちの子は出来るかな?」と感じた方は、是非、今日から練習してみて下さい!
🏵 衣服の調整ができるかな?

暑い日は半袖、寒い日は重ね着など、自分で調整できるといいですね。
「今日は暑そうだから半袖にする?」「朝は寒いから上着を着ていこうか」など、一緒に考える習慣をつけましょう。
小学校には歩いて登校します。そのため、日中の寒暖差もありますね。
自分で上手に調整できるようになることが大切です✨
🎒 座って活動する時間を少しずつ増やそう!

保育園では、小学校の45分授業に向けて、年長組では30分以上座って取り組む活動を増やしていました。(各園によって、小学校へ向けてのカリキュラムが組まれています)
お家でも、塗り絵や工作、パズルなどを使って、「30分くらい集中できる時間」を少しずつ伸ばしていくといいですね。
小学校では、授業中立ち歩いてしまうこともいるようです。子どももストレスなく、徐々に身についていけると良いですね。
🌟 知ってほしいルール 4選
ここからは「出来ること」だけでなく、「知っているかな?ルール」について紹介します。いま一度確認してみて下さい!
🚦 信号の見方を理解しているかな?

横断歩道を渡るときは「右・左・右」を確認してから渡ることを習慣づけましょう。
また、「進行方向ではない信号を見て進もうとする」子も意外と多いです。
お散歩のときに、保育園の子供との会話で気づきました😲
大人になると、当たり前で気づきませんでしたが、左右前後にある信号機、どこを見ればいいかわからない子もいます。
進行方向を知る、信号を判断して、右左、安全に注意してわたる…一緒に歩いて、経験を積むことが大切です!!
🚶 通学路を歩いてみよう!

帰り道が違う場合(学童・祖父母宅など)も、練習しておくと安心です。
家から学校までは、歩く練習はすると思います。学校帰りにの帰宅先が違う人は、その練習もしておくことがポイントです。
実際に「学校から学童までの距離がわからず、迷ってしまった…」という子がいました。春休みのうちに何度か練習しておくのがおすすめです💦
📞 困った時の連絡先を知っておこう!(緊急連絡先を子どもは知っていますか?)

家族の連絡先(緊急連絡先)を覚えられたらいいですね。
でも、覚えるのが難しいと思います。
「困った時は、かばんの中のここに連絡先が書いてあるからね!」と伝えておくことが大切です。
新一年生の帰宅時には、保護者の引率があることがあります。
今日は学童、今日は祖父母宅など、帰宅先が変わる子も多いのですが、「あれ?今日はどっちだろう…」と分からなくなってしまうこと。
引率の保護者も、帰宅先まではわかりません💦
そんな時にも、緊急連絡先があると、周りの大人が助けてくれることがありますよ!
🏠 約束を守ることを意識しよう!

友達との約束を守ることも、小学校生活ではとても大切。
例えば、「借りたものは返す」「長いものを振り回さない」「道路では遊ばない」など、身近なルールを意識することが大切です。

小さいころからの、積み重ねが大切です!
🚽 トイレの水を流せるかな?

最近は自動洗浄のトイレが多いですが、小学校のトイレは手動のところも。
例えば、「流し忘れがないように、最後にもう一度確認する」といった習慣づけをすると良いですね。
お家のトイレも自動洗浄が増えてきたと思います!お子さんがトイレを流すことを知っているかな?確認してみて下さい。

保育園でも自動洗浄を止め、手動で流す意識を行っていました!
まとめ

小学校に向けて、確認してほしいことをまとめました!
もうすぐ小学生の子どもたちは、出来ることも多いと思いますが、最終チェックをしてみてくださいね。
特に、確認してほしい事はこちらです。
これから新一年生になるみなさん、ぜひ意識してみてくださいね♪
これから新しい環境に進んでいく子供たちを応援しています🌈
他にも、小学校が楽しみになる絵本紹介、また小学校が不安な方へまとめた記事もあります。よければ合わせてご覧ください。